読書感想01『やせるのはどっち？』中野ジェームズ修一著

『理想の体が手に入る「失敗しない」31の法則』中野ジェームズ修一著 を読んでみました。この本はダイエットをやっても「やせない」「続かない」と嘆く人に向けたメッセージの強い本です

『ダイエット』とか『やせる』というジャンルの本は沢山出ていますが、読んだだけでやせる本がある訳はないと思っているので、この本はどういったアプローチなのか興味が湧きました

ただ意外にも本の内容は主に「どちらの選択がやせるか？」の質問形式の二択で答えていくもので、クイズを解いていく感覚で楽しくサラサラと読んでいくことが出来る本です

そしてどの質問にも共通するのが「無理にやらない」「苦しいだけだと続かない」と、根性論は否定していて、科学的にも理に適った解答や選択肢を用意しているところに信憑性を感じました

元々著者の中野ジェームズ修一氏は、青山学院大学の駅伝チームのフィジカルトレーナーとして活躍されていて『青トレ』と呼ばれる長距離ランナー用のストレッチや体幹作りの本も多数出されています

僕も趣味でマラソンを走るので、この本を読んでいて納得することや、意外に感じられる部分も多くありました。それは「納得できない」「信じられない」という意外性ではなく「その考えをした事がなかった」「確かに理に適っている」という、納得のいくものが多かったのでとても面白く拝読できました

普段生活していて仕事や家のことなど、プライベートなことの前後で運動をするのは習慣化していたとしても、やはりなかなか乗り気がしないことも多々あります💦

そんな時は無理をしてでもやる事が昔の美学というか、尊重される部分があったと思いますが、今は無理をせずに臨機応変に続けていく工夫が必要な時代ですので、この本はとても参考になりました

運動はつらいし、やせないし、嫌だな〜と思った方や、少しでも新しいトレーニングの考え方を参考にしてみたい方はこの本を試してみるのがオススメです📚