酒んじろうの日本酒探訪、奈良萬 純米吟醸・久保田 貴醸酒

日本酒

突然ですが皆さんは日本酒はお好きでしょうか?

私は日本酒が好きで、日本酒こそ日本が世界に誇れる最高の文化の一つだと思っています🍶✨

日本酒というと僕世代だと、会社の飲み会で酒好きの先輩に日本酒を飲まされて、臭くて不味くて頭は痛くなるし全然良いイメージがないと思います

酒カッパ
酒カッパ

サラリーマンあるあるだね!

ただ漫画や本で日本酒にも当たり外れがあると読んで、興味を持ってからたまたま飲んだ日本酒が美味しすぎて、それから色々なお店やイベントでお酒を飲んで更にハマりました

日本酒は若い人には人気がないですが、そもそも日本酒は何故人気がないのかというと、ちゃんとした日本酒とそうでない日本酒の差が大きく、ビールみたいにどれを飲んでも安定している。というイメージがないのが大きいかと思います

それとアルコール度数が高い(14〜16度くらいが一般的)ので、サワーみたいに気軽にクイクイ飲めないというのもあります

この他にも色々あるけれど、日本酒がとても複雑な工程で作られているのと物凄くデリケートな商品だというのもあります

酒カッパ
酒カッパ

え、どういうこと?

日本酒は米と米麹から出来ているのですが、そこで使うお米や水の品種、お米の精米歩合(どれくらい精米するか)使う酵母の種類や発酵の時間、アルコールを後から添加するか、タンクに火入れ(加熱処理)をするかどうか、など細かく挙げていくとキリがないのですが、数えきれないくらいの選択肢の中からその蔵の方針に沿った『造り』で造られて出荷されています

更には日本酒はワインのようにデリケートなので、日の光や熱などで劣化してしまうので、本来はワインのように涼しい日陰の場所に置くのが好ましいのですが、そこまで丁寧に扱っていないお店も珍しくありません

なので日本酒を取り巻く環境としては、とても素晴らしいものを造っているのに大事に扱われていない、また知られていないというのが弱点なんですね💦

しかし明るい部分もあって、最近では若い人や女性向けに低アルコールのお酒や、オシャレなデザイン・フルーティーさを出したお酒などが増えていて、日本酒はとても美味しくて素晴らしいものだと見直されています

そんな素晴らしい日本酒が全国で造られているので、やはり一消費者としては応援したくなりますし、周りの人にも何とか日本酒の魅力を伝えたいと思っています

さて、今回は日本酒編第一回ということで、先日飲んで美味しかった日本酒をご紹介します

『奈良萬 純米吟醸』

奈良萬はとても人気があるお酒の一つです
喜多方ラーメンで有名な福島県の喜多方の酒蔵ですね

福島のお酒は毎年品評会で金賞を一番多く取っていて、とても美味しい酒蔵が多いのですが奈良萬もやはり美味しいです

飲んだ時に優しい甘さが口の中に広がって、とても飲みやすいお酒でした🍶人によって旨味の感じ方が違うので万人が同じ感想ではないと思いますが、個人的には凄く好きなタイプなお酒でした

この時は冷酒でお刺身と合わせてとても美味しかったのですが、更にお燗酒にしても合ったかもしれません。ちなみに酒は温度帯によって名前が違って

5℃前後雪冷え
10℃前後花冷え
15℃前後涼冷え
20〜25℃前後冷や(常温)
30℃前後日向燗
35℃前後人肌燗
40℃前後ぬる燗
45℃前後上燗
50℃前後熱燗
55℃前後飛び切り燗
おおよその温度なので、だいたいこれくらいと覚えてもらえればと思います

冷やが常温というのも変な感じですが、専門的にいうと「冷や」と「冷酒」は別物ということになります

ただ、普通に居酒屋さんに行けば「冷や」と言えば冷酒が出てくるので、特に難しく考えなくても大丈夫です🙆

酒カッパ
酒カッパ

お店の人に確認すれば大丈夫だね👌

それと日本酒の温度帯も大事ですが、どのお料理(オツマミ)と合わせるかも重要なので、色々とお酒によって食べ物を変えてみたりすると相性の良し悪しがあるので、その組み合わせ(ペアリング)を見つけるのも楽しみだったりします👏

さて実はこの時もう一本飲んでいましたので、こちらもご紹介します

『八海山 貴醸酒』

八海山は新潟のお酒で、有名な銘柄なのでご存じの方も多いと思います

まるで日本酒とは思えない小柄でオシャレな角瓶に入っていますが、実は味も大変オシャレ笑。物凄く甘いお酒なんです

その前に「貴醸酒」というパワーワードが出てきたので簡単に解説しますと、お酒は造りの段階で「醪(もろみ)」を発酵する工程があります

これは酒母と麹、蒸したお米(蒸米)、水をタンクに3回に分けて仕込むのが一般的なのですが、その3回目で水の代わりにアルコール(酒)を投入します🍶

そうするとどうなるかザックリ説明すると、麹がお米を糖化させてその糖化した糖分を酒母が食べてアルコールに変えるのですが(かなりザックリした説明)貴醸酒だと、ここでアルコールを入れることで酒母が高いアルコール度数に耐えられなくて死んでしまいます、しかしどんどん糖化は行われていくので、物凄く甘いお酒になります🍶

酒カッパ
酒カッパ

なんだか難しいけど、凄くスイーツなお酒なんだね!

この「八海山 貴醸酒」はとても甘くて、それでいて美味しいお酒です。ただ甘すぎるので苦手な方がいたり、オツマミが合わせにくいので、単品で楽しんで飲みました✨

今回の2本だけみても日本酒って本当に奥深くて、とても面白いです。これが造り方を探っていくと更に奥が深くて、凄い世界なんだと改めて感じます

まだ自分も勉強不足な部分があるので、学びながら日本酒を楽しんでいきたいと思います🍶

酒カッパ
酒カッパ

いや〜日本酒って本当に素晴らしいものですね!

それでは、サヨナラサヨナラ👋

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